日本財団 DIVERSITY IN THE ARTSでは、障害のある方が表現者として社会で活躍できることを目的に、ダンサー、俳優、パフォーマーを広く発掘するためのワークショップ・シリーズを開催しました。
第1回:金井ケイスケ パフォーマンス・ワークショップ in熊本
第2回:矢内原美邦 演劇ワークショップ in仙台
第3回:DUZZLE ダンス・ワークショップ in京都
第4回:DUZZLE ダンス・ワークショップ in新潟
第5回:杉原邦生 演劇・ワークショップ in札幌
第6回:SLOW LABEL/金井ケイスケ サーカス・ワークショップ in那覇
金井ケイスケ
パフォーマンス・ワークショップ in熊本
日本財団 DIVERSITY IN THE ARTSでは、障害のある方が表現者として社会で活躍できることを目的に、ダンサー、俳優、パフォーマーを広く発掘するためのワークショップを行ってきました。2018年度は「金井ケイスケ パフォーマンス・ワークショップin 熊本」からスタート。このワークショップでは、サーカスなどで使われる道具や表現などを利用し、障害の程度や種別に関係なく、その人自身が持つ身体機能や感性を活かしたパフォーマンスを行いました。障害者との表現活動に興味のある、障害のない方も参加いただきました。
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講師プロフィール
金井ケイスケ
サーカスアーティスト
中学で大道芸を始める。1997年文化庁国内研修員として能を学んだ後、1999年文化庁海外派遣研修員として、日本人で初めてフランス国立サーカス大(Centre National des arts du Cirque)へ留学。卒業後フィリップ・デュクフレ演出のサーカス『CYRK13』で2年間のヨーロッパツアー。その後、フランス現代サーカスカンパニー「OKIHAIKUDAN」をセバスチャン・ドルトと立ち上げ、ヨーロッパ、中東、アフリカなど35カ国で公演。2009年帰国。
2015年よりSLOW MOVEMENTパフォーミングディレクター。パリ市とアンスティチュ・フランセが主催するLes Recollets 2016を受賞。
矢内原美邦
演劇ワークショップ in仙台
2018年6月は「矢内原美邦 演劇ワークショップin 仙台」を開催。ダンスと演劇の分野で活躍し、独自の台詞まわしやグルーブ感ある演出が特徴の矢内原さんとともに、演技や演出の手法を学びながら表現の面白さを体験するワークショップです。障害者との表現活動に興味のある、障害のない方もご参加いただきました。
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講師プロフィール
矢内原美邦
劇作家・演出家・振付家
ニブロール主宰。日常的な身振りをベースに現代をドライに提示する独自の振付で国内世界各地のフェスティバルなどにも招聘される。劇作・演出も手がけ2012年岸田國士戯曲賞を受賞。off-Nibroll名義で美術作品の制作も行い、上海ビエンナーレ、大原美術館、森美術館などの展覧会に参加。ダンスと演劇、美術などの領域を行き交いながら作品制作を行う。2001年ランコントレ・ コレオグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ・ナショナル賞、2007年に 第1回日本ダンスフォーラム大賞受賞、2012 年に横浜市文化芸術奨励賞を受賞。近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻准教授。
DUZZLE
ダンス・ワークショップ in京都
2018年7月は「DAZZLE ダンス・ワークショップin 京都」を開催。ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させた世界で唯一のダンススタイルを生み出すDAZZLEを講師に迎え、精度の高いダンス技術や表現を学ぶワークショップです。ダンスがもっと上手くなりたい、表現力を高めたいという方にご参加いただきました。
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講師プロフィール
DAZZLE
ダンスカンパニー
「すべてのカテゴリーに属し、属さない曖昧な眩さ」をスローガンに掲げ、比類ない世界観を持ち、独創性に富んだ作品を生み出し続けるダンスカンパニー。舞台作品においては映像によるテキストやナレーションで物語を紡ぎだし、映画・コミック・ゲームなどのジャパニーズカルチャーの要素を積極的に取り込む。2018年3月、日本財団・ユネスコ主催「TRUE COLOURS アジア太平洋障害者芸術祭」にてDAZZLEと障害のあるダンサーの混合チームにてオープニングアクトを務めた他、4月に東京ミッドタウン日比谷オープン記念「Hibiya Festival」のQ HALLこけら落とし作品として、人工知能が発達し、見た目も人間と変わらないアンドロイドが生まれるであろう未来に、「人間らしさ」とは何かを問う新作舞台「ピノキオの嘘」を上演。
DUZZLE
ダンス・ワークショップ in新潟
2018年9月は「DAZZLE ダンス・ワークショップin 新潟」を開催。ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させた世界で唯一のダンススタイルを生み出すDAZZLEを講師に迎え、精度の高いダンス技術や表現を学ぶワークショップです。ダンスがもっと上手くなりたい、表現力を高めたいという方にご参加いただきました。
杉原邦生
演劇・ワークショップ in札幌
2018年10月は「杉原邦生 演劇・ワークショップin 札幌」を開催。シェイクスピアや歌舞伎演目などの古典から新作現代劇まで、様々な戯曲を独自の解釈と繊細かつダイナミックな演出で上演している杉原さんによる、演劇の基礎ともいえる〈身体表現〉と〈戯曲読解〉を体験するワークショップです。演技が初めての方から経験者まで、幅広い方々にご参加いただきました。
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講師プロフィール
杉原邦生
演出家、舞台美術家、KUNIO主宰
国内外の骨太な戯曲の本質を浮き彫りにしてみせると同時に、観客の予測を裏切るような挑発的な仕掛けや、ポップでダイナミックでありながらも繊細な演出が特長。 主な演出作品に、KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』、最古のテキスト“Q1”バージョンを新訳で上演したKUNIO11『ハムレット』、木ノ下歌舞伎『三番叟』『東海道四谷怪談–通し上演–』『勧進帳』、八月納涼歌舞伎『東海道中膝栗毛』(構成のみ/演出:市川猿之助)などがある。
SLOW LABEL/金井ケイスケ
サーカス・ワークショップ in那覇
2018年10月は「SLOW LABEL/金井ケイスケ サーカス・ワークショップ in 那覇」を開催。サーカスなどで使われる道具や表現などを利用し、障害の程度や種別に関係なく、その人自身が持つ身体機能や感性を活かしたパフォーマンスを行いました。パフォーマンスが初めての方から経験者まで、幅広い方々にご参加いただきました。