第1回:街場のインクルージョン
公園やカフェ、居酒屋、スナック、フェスなど、いろいろな特性や感覚をもった人たちが出会える場づくりが模索されている昨今。第1回では、そんな日常に溶け込むアイデアの実践についてお話していきます。
今回話題にあがった事例……沖縄絶叫居酒屋あいよ!、街中スナック、Dカフェ(スターバックスコーヒージャパン)、INCLUSIVE PLAYGROUNDS、Ability Fest、爆音コンビニDEAF-MART、AccessNow、Ayumi など
以下の音楽配信サービスにてお聞きいただけます。
視聴する:ラジオ全編通し
前編・後編での再生は、以下からご視聴ください。
前編:オープニング〜セットリスト紹介(1)
後編:セットリスト紹介(2)〜エンディング
PDFで読む:ラジオ全文原稿
各エピソードを文字で読みたい方は、以下よりダウンロードください。
内容紹介
ラジオでは、こんな話をしています!
(※記載している時間は、フルサイズ視聴の場合の目安時間です)
インクルーシブデザインってどう説明してる?(6分14秒より)
インクルーシブデザインは障害のあるなしにかかわらず、「テーマから離れている人は誰?」から考える方法。その人に仲間になってもらって、お互いにとっていいものを見つけて、一緒につくり出していくことがすごく大切なんです。
インクルーシブデザイン、こう説明してる!(7分3秒より)
(インクルーシブデザインとは)怪我をしたから絆創膏を貼るのではなく、「怪我をしたのはなんでだろうね?」とか、「怪我をしないようにできることはなんだろうね?」から考えていくことだと説明していますね。
交流学習へのもやもや(26分1秒より)
ポツンってご飯を食べてるだけで、「それって交流学習なんだっけ?」って思う。席があるだけじゃなくて、どうやってその人を迎え入れるのか。その環境がすごく大事だと思ったんですよ。
最近増えてきたインクルーシブ公園(36分17秒より)
障害のある人のために一部の場所や遊具を設けるだけではなくて、多様な利用者を想像しながら、公園っていう場所をもう一度とらえ直せたらいいなと思います。
エンタメ×インクルーシブな話(50分24秒より)
「爆音コンビニDEAF-MART」って知ってる? コロナ禍で開催された、クラブみたいに爆音でBGMがかかったコンビニで買い物をするイベントで(笑)。マスクで覆われていると、口の動きや顔の表情が見えなくて、ろうや難聴の方が困るじゃないですか。それを逆手にとって、マスクをしたまま、来場者みんなが聞こえない状況を体験してみようっていう。
日常的に過ごす場所のアクセシビリティ(1時間1分より)
「AccessNow」が面白いのは、公共施設のインフラに関するレビューだけじゃなくて、レストランやホテルなど日常的に行く場所についての情報も多いところ。個人の意見を言いやすくして、場所の改善につなげていけるのがいいですよね。
もうすぐはじまる改正法の施行(1時間4分より)
障害のある人に対する合理的配慮の提供が義務化されたことも、重苦しくとらえるんじゃなくて、どうやったら楽しめるかを創造的に考える視点があるといいですよね。
お便り大募集!
RADIO インクルホイ!では、取り上げてほしい事例やインクルーシブデザインにまつわる疑問や質問を募集しています。ぜひお気軽にお送りください。