父は他界し、ダウン症の弟と車椅子で生活する母をもつ作家の岸田奈美さんによる書籍「もうあかんわ日記」。コロナ禍で次々に起こる家族や祖父母の不幸やトラブル。いよいよ「もうあかんわ」と思った岸田奈美が2021年3月10日から4月15日までの37日間、毎日noteに書いた日記は100万ビューを越えた。
同情も憐憫もほしくない。
やるべきことも全部わかっているので、家に来て手伝ってほしいわけでもない。
ただ、笑ってほしい。
(2021年3月10日 岸田奈美noteより)
岸田奈美
作家/1991年生まれ、兵庫県神戸市出身、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科2014年卒。 在学中に株式会社ミライロの創業メンバーとして加入、10年に渡り広報部長を務めたのち、作家として独立。 世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーズ。 Forbes 「30 UNDER 30 JAPAN 2020」選出。 2020年9月初の自著『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(小学館)を発売。